イコール

気ままにつづられる1日に乾杯を――

Hachi

Hachi ~A dog's tale~ Baed on true story.

2008年8月8日(ハチの日)、日本にて劇場公開。

こう言えば、わかる人はわかると思います。

日本でかの有名なあの待ち合わせ場所の物語であるハチ公物語のリメイクバージョンです。リメイクと言っても変わっているのはハチと飼い主の出会いの場がアメリカという異国で、かつ、ハチの飼い主がアメリカ人ということだけ。

ハチ公物語を知らない人ってどれだけいるんでしょうか?ほとんど、いないのではないかなと思っています。

しかし、それは日本を基準に考えたときであって、海外の人にはあまりというか全く知られていない話ですよね。この映画のおかげで少しのアメリカ人は知ったかもしれません。他の国の人とかも。

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 これが、DVDのパッケージです。

アメリカというか英語版だと、”Hachi ~ A dog's tale ~”、日本語版だと、”ハチ~約束の物語~”となっていたはずです。

日本で公開されたとき、”ハチ”で”犬”、そして”駅”、これだけで大勢の人が「ああ、ハチ公か」と思ったんじゃないかと思います。

公開から5年後に私は初めて見ました(笑)

DVD買ってよかったなあと思いますよ。思いましたよ。

ハチ公物語は知っていたし、本で読んだ時も泣かされました(笑)

舞台の場所が違うだけで、大まかなところは変わりませんでしたが、やはり、泣きました(笑)

自分としては出だしと終わり方が好きですね。

 

!ネタバレ!

最初の場面では学校で子供たちがMy heroについて話しています。こんなことがあった。だから、彼は私のヒーロー。そんな感じの話を女の子がした後に、ある少年が話し始めます。

黒板に「Hachi」と書くんです。

”僕のヒーローはハチ公という名前でみんな、ハチと呼んでいました。彼は僕の祖父の犬でした。”

この言葉を聞いて、子供たちは笑う。それもそう。ヒーローと聞けば、主に人なんですし。

そこから話は始まります。

ハチが日本からアメリカへ、パーカーとの出会い、日々、彼の死、孤独な10年、自分の死。

締めくくりはもちろん、最初の少年。

なんたって、授業の発表会ですからね。そりゃ、ハチの死で終わったらあの子どうなったってなりますし(笑)

最後には彼がハチと同じ犬種の仔犬を飼っていることが明かされました。名前もまんま、”Hachi”。

パーカーとハチがしたように、線路を歩くシーンが感傷的でしたね。

パーカーは出会った当初から老いていて、ハチを残して死んでしまいます。ですが、この少年とハチは逆なんだろうなーと。犬の方が人生は短いですし、きっと、少年がまだ元気なときにハチは死んでいってしまう。そうしたら、ハチは天国で少年を待つのかな。

" He is my hero, forever"

 

感想

犬の実力を知りました!

すごい! きちんと、表情が違う!!

パーカーを待つ時も寂しそうにする時も、嬉しい時も、すべての表情が違いました。動物ってすごいなあって思いましたね(笑)

確かに映画用にトレーニングした犬ですが、それでも、すごい!! 

演技っていうのかは微妙ですが、人間顔負けですね(笑)

" This film will touch your heart"